軽井沢・那須・富士五湖など別荘建築の設計/個人住宅の設計を得意とする、東京都南青山にある設計事務所
鎌倉大町の家
■所在地:神奈川県鎌倉市大町
■竣 工:2009年
1000万円で家をつくりたいというクライアントの意向に賛同し始まった計画。その空間に盛り込みたいものを整理していく段階で、予算を確保していただけることとなり設計を練り直した。
敷地は数百年続くお寺の保有林に面した借地。
南側は接道となり空地が確保されてるものの、視線の抜けを確保するには細工が必要である。また、南側をえぐられる変形地ということでプランも困難を極めた。
クライアントの希望は、縁側で家族でざる蕎麦を食べたいであった。
その風景、動線をプランの中心におきながら、その他の希望である大黒柱・木組みの家・無垢板・ヒノキ風呂・薪ストーブなどのレイアウトを効果的に加えていった。
設計者としての腕の見せ所としては、ざる蕎麦ゾーンから一日を通して太陽の光がまわることと、各窓による景色の切り取りであろう。屋根上に水栓を用意し露天風呂を計画したのは、クライアントと設計者の共通認識による遊び心からきたものである。