軽井沢・那須・富士五湖など別荘建築の設計/個人住宅の設計を得意とする、東京都南青山にある設計事務所
風の音の家
■所在地:長野県北佐久郡軽井沢町
■竣 工:2009年
長野県軽井沢町・太陽の森別荘地に建つ別荘。
敷地は、軽井沢駅からもほど近く万平ホテルからも徒歩圏にある傾斜地である。東に妙義山、南にプリンスホテルスキー場、西に浅間山を望む眺望の良いロケーション。
クライアントの希望は、浅間山をメインにそれぞれの眺望を効果的に切り取った設計と、冬場も水抜きの心配なく東京からの遠隔操作が可能な機能的な暖房設備であった。
デザイン手法としては、縦横の垂直ラインを強調したアールデコ様式を好まれ、JAZZプレイヤーであり多趣味な主人の様々なシーンをより上質なものとするため空間構成を考えていった。
また、東京目白で料理サロンを主宰する夫人のリゾートスタジオも兼ねることから、動線・機能・レイアウト・素材は、繰り返し打合せを重ねた。
設計にあたりクライアントを理解することは最重要であるものの、全く同じ経験はでき得ない・・・よりクライアントに近い意識を想像できるかどうかがポイントで、その意識を得るためにいろいろなJAZZプレイヤーの曲を聴きながらプランを考えた。
クライアントが演奏したステージでは、演奏した曲を持ち帰り調べ、夫人が出版された料理本を頂戴しては素人ながらレシピ通りこしらえてみた・・・
そんなことを繰り返していくうちに、気持ちを形にしていけるようになった。
そういった気持ちにさせてくれたクライアントの存在が、この建築を上質なものへと導いたのは言うまでも無い。











